2016年11月5日土曜日

投資初心者はテクニカルの分析に無駄に時間を費やすよりも玉の建て方を考えるべきだと思う

私も以前はテクニカルの分析などに時間を費やした事がありましたが、今はほとんどチャートは見ていません。

何故ならテクニカル分析におけるチャートのほとんどが肝心なところでの効果が発揮されないことが多いからです。

例えば売られ過ぎ買われ過ぎを示すRSIなどはFXでも使われる事が多いと思います。

一般的には指数が75%~80%以上になれば売り、20%から25%以下になれば買うというような考えのものとなります。

ただし、相場というものは常に一方向に行きすぎる可能性もあります。 例えば指数が80%を超えているからといってここぞとばかりに売り建てしても強力な上昇トレンドが継続した場合は、そのまま高値を更新し続けることも多々あるのです。

このようにシグナルに従って盲目に売買すると肝心なところで効果が発揮されず大きな損失を抱えることにもなりかねないのです。

その他のテクニカルもすべておなじような弱点を持っていると思われます。

私の場合は現在はローソク足を主に見ています。見ていると言ってもごく簡単な事をさっと見ているくらいです。

私の場合は長期投資で底近辺での購入を考えているのですが、まずは月足でチャートの向きと足の長さを確認します。

チャートの向きは底近辺での購入を考えているのですから右肩下がりが続いていたことが前提となります。

足の長さは、一般的には天井では足は長くなり、底では足は短くなります。

さらには、出来高を見るのですが、一般的には天井では出来高は増加し、底では出来高は減少します。 ただし、セリクラ(セリング・クライマックス)などと呼ばれる現象が発生するような流動性の高い大型株などの場合はこの限りではありません。

そして、その上でチャートの向きが真横に近く足も短い一本の横棒のような状態になり、その状態が続けば底練りしていると考えています。

さらには、出来高が減少している状態が長く続いていれば完璧です。

流動性の低い小型株などは、そのような傾向が顕著に現れる銘柄も多く、わかりやすいと思いますので、そういう銘柄を発掘することが勝機を得ることにもつながると思います。

長期保有を考えている場合には、このような感じでチャートを見て購入するのですが、問題はその玉の建て方です。

チャートでいくら底練りしていると感じられても、何が起こるのかはわからないのが相場の常ですから、まだ下げても構わないという前提で資金管理をしながら建て玉、増し玉をしていくわけです。

基本的にはナンピンも実行していますが、予想外に株価が急落した場合のナンピンに関しては、資金の余力、ナンピンして果たして平均取得単価はどの程度引き下げられるのかなどを総合的に判断します。

ただ、損切りは基本的には考えていません。何故ならばチャートだけで購入しているわけではなく、株価が割安だと考えて購入しているからです。

もし、割安感もなくなっているなら損切りも考えますが、損切りするのは稀です。

玉の建て方については、あなたも株のプロになれるでも取り上げた立花 義正氏の著書「あなたも株のプロになれる」がとても実践的だと思います。

また、林 輝太郎氏の著書にも玉の建て方に言及しているものがいくつもありますから一度は読んでみると良いかもしれません。

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