2017年5月15日月曜日

株価がどれだけ下げようが見込みがあるなら損切りはしない

保有株の6193 バーチャレクス・コンサルティングが今日大きく下げていました。バーチャレクス・コンサルティングは今年の1月末に911円から買い始めたのですが、昨日時点で803、757、753、738円で100株ずつの合計400株の信用買い建て玉を保有していました。

911円で買い始めたのに、その建て玉がないのではないかと疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。なぜ911円の買い建て玉がないのか?

それは、クロス取引で損失確定を行っているからです。私は購入銘柄がどれだけ下げようとも、購入動機の前提が持続している限り、損切りをすることはありません。

そもそもが、基本的には逆バリなのですから下落の途中で買ってしまうのは当然と言えば当然なのです。狙い目の銘柄が玉を建てている途中に下落すれば、それはむしろ嬉しい出来事でもあるのです。

例えば、最近買い始めた9696 ウィザス。今日は少し下げてくれたので私名義の口座で373円で100株現物買い、371円で100株信用買いを実行。まだ、もう少し買い増ししたいので出来れば大きく下げて欲しいと考えているくらいです。

バーチャレクス・コンサルティングに関しては、既に予定枚数を購入しているので買い増しは考えてはいません。そんな銘柄が下げたときには、先程も書いているようにクロス取引での損失確定。損切りではなく、あくまでも損失確定です。

ということで、今日は803円の買い建て玉100株をクロス取引で損失確定。買い建て玉の返済売りと信用買いを同時に成り行き注文で712円で約定。9,643円の損失確定となりました。

今年は利食いでの実現損益が大きくプラスになってしまっていますから、ある意味損失確定は望むところといった感じですらあります。

私が思うに株式投資でパフォーマンスが悪い方の一因として課税に対する無頓着ということもあるようです。損益通算に無頓着な方も見られますし、NISAにしてもメリットだけに心を奪われていて、デメリットには無頓着。メリットとデメリットを把握したうえで利用するなら問題はないのですが、デメリットは過小評価されているようです。

投資雑誌でも勧めているし、人気ブロガーも勧めているから利用するといったようなことでは何の意味もありません。自分で調べてみて、自分の投資スタイルに合致するようなら、そこで初めて利用するべきなのです。

損切りにしても同じです。私が損切りしない方針だからといって、あなたにも有効かどうかはわかりません。自分の投資スタイルに合致するかどうか、そこが重要だと思うのです。

さて今日のその他の約定としては、バーチャレクス・コンサルティングの損失確定、ウィザスの買い増しの他には9366 サンリツを100株、現物売りしました。取得単価は488円で546円で売却。12%ほどの僅かな利食いですが、利食いと言うよりもポートフォリオを考えてのリバランスといった意味合いが強いです。

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