2017年4月22日土曜日

ジェレミー・シーゲルも長期投資でのレバレッジを必ずしも否定していない

投資家、特に長期投資家の中にはレバレッジをかけることには否定的、それどころか拒絶される方も多いのではないかと思います。

ただ、ジェレミー・シーゲル氏は、「株式投資-長期投資で成功するための完全ガイド(第4版)」でも提示されているように保有期間が10年以上のリスク選好派の投資家の場合は、ポートフォリオ配分における株式の推奨割合は100%以上の割当てが必要だとしています。

そして、100%以上のポートフォリオの構成には信用取引などのレバレッジを効かせるといったことにも言及されていて、必ずしもレバレッジに否定的ではありません。

ただし、これはあくまでもリスク選好派の場合ではあります。同著におけるリスク選好派の定義は、「大きな利回りを得るには大きなリスクを負うことも辞さない」投資家とのですから、それなりの覚悟は必要だと思います。

さらには、コストを抑えた分散投資が前提にあることは間違いありません。ただ、株式が長期的には確実に安定したリターンを提供してくれると考えているならばレバレッジの利用を考えることは当然と言えば当然だと思っています。

私の場合は、現在のレバレッジのかけ方は、やり過ぎであることは否めませんが、レバレッジをかけることをやめることはないと思います。狙い目としては現状手薄な米国株をレバレッジを効かせて増強すること。大暴落が来たときには低コストのS&P500のETFとともにDirexion デイリーブル3倍のようなETFをも購入したいと目論んでいます(笑)

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