2017年12月23日土曜日

私も米国株最強と思えるほど儲けてみたい

今年、米国個別株デビューしたばかりの私ですが、そもそも米国株最強説には一切同意はしていませんでした。

過去の長期リターンを調べても特に米国株だけが突出しているという記録は見つかりませんし、なぜ米国株最強説が日本在住の米国株投資家の中では溢れているのか、未だに不思議でなりません。

ただ、それは私の米国株投資でのリターンがあまりに低いからかもしれません。

どの銘柄も今年の投資ですから保有期間は1年にも満たない訳ですが、それにしてもヒット銘柄に当たっていないのです。

最も好成績な銘柄は、マイケル・コース(KORS)なのですが、そのマイケル・コースでさえ65.32%の上昇に過ぎず、ダブルバガーさえ達成していません。

さらにテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズ(TEVA)のように暴落を経験した銘柄もあります。TEVAの場合は、現時点でも36,95%もの含み損ということで悲惨な状態です。

多分、私の米国株投資でのパフォーマンスが低すぎるのだと思います。ただ、米国株最強説を唱えている投資家で圧倒的に高いパフォーマンスを上げている投資家を見かけることがありません。

それどころか、定期的に追加資金を投入していながら、低パフォーマンスな投資家も多いように思います。追加資金は「後だしじゃんけん」に匹敵するほどの絶大なるパフォーマンス向上効果を期待できると思うのですが・・・。

米国市場が有望であることには異存はありませんが、最強説がどこから出てくるのか不思議でならないのです。

自身が投資される分には問題はありませんが、他者に対して米国株は最強だから投資すべきだと謳うならば、それなりの根拠は必要だと思います。

例えば日本株との比較の場合は、理論と実践は異なる場合があります。まず、為替リスクの問題がありますが、それはとりあえず置いておくとしましょう。置いておくとして、まず、日本株の場合は取引コストが低いです。松井証券、SBI証券などは売買手数料がかからない取引さえあります。

米国の証券会社でもあるようですが、日本の一般的な個人投資家には無縁のものだと思います。

そして、信用取引が利用できないことによるリターンの低下も考えられます。こちらも米国の証券会社なら米国株の信用取引も可能かもしれませんが、一般的な投資家には無縁でしょう。松井証券、SBI証券で日本株のクロス取引での損失確定などは、こちらも売買手数料がかからない取引で実行することも可能です。

売買手数料無料にして損益通算できる可能性があるのです。バイ&ホールドだから損益通算は関係ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、配当金などインカムゲインがありますから、無縁ではありません。

ただ、米国株最強説を唱えている投資家はご自身でなくても、米国株投資だけで圧倒的なパフォーマンスを上げている表舞台には現れない投資家を数多くご存じなのかもしれませんね。

もしくは、ブログなどで発信していない極秘のボロ儲け口座をお持ちなのかもしれません。

私は、米国株に関わらず不変に最強だと思えるような資産は見つけていませんし、今後も見つけられないと思いますので、うらやましい限りでもあります。

こんな記事を書いたものの、米国株投資をやめるつもりはありませんし、「私も米国株最強と思えるほど儲けてみたい!!」です(笑)

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