今さらなの話しなのですが、マネックス証券では日経平均3万円説を推し進めていることは耳にしていました。
米国株最強説を唱えていた松本大氏が日経平均3万円説を推し進めているのですから、少し驚きでもありました。
私は、このような説には基本的には興味がなく、それどころか距離すら取っています。
ただ、前記事「私も米国株最強と思えるほど儲けてみたい」では米国株最強説について書いたこともあり、米国株最強説の旗頭でもある松本大氏が、なぜ日本株を強く推し進めるようになったのか知ってみたくなりました。
以下は、マネックス証券で配信されていた「日経平均30,000円への道。達成時期はいつ?」に記載されている松本大氏のコメント全文です。(配信日:2017年11月9日 更新日:2017年11月17日)
3万円到達予想時期
2019年3月末
コメント
日経平均は、2019年3月末までに3万円に達するだろう。理由は3つ。今回の衆院選で左派が分離され、日銀総裁人事でリフレ派に反対する勢力は小さくなった。金融緩和が続くことは、株価上昇にとって最重要だ。次に、GPIFのポートフォリオの日本国債比率が小さくなり、日本株比率が高くなっており、これから更に高くなることも重要なインプリケーションがある。株価上昇的な施策は今まで、金持ち優遇だと批判・敬遠されがちだったが、今後は国民的なコンセンサスとなっていきやすいだろう。要はアメリカ化する。最後に、1987年のブラックマンデー後から、日本株の時価総額は約2倍になったが、日経平均はほぼ変わっていない。一方アメリカでは、時価総額もダウ平均も約12倍になっている。日経平均は入れ替えが少なくて経済の成長を良く表していない。しかしこれが最近では、上場企業のインデックスからの強制退場という形で新陳代謝が速くなってきた。おまけを付けると、チャート的にも日経平均はここから上は軽い。以上から、日経平均は1年半程で3万円に達すると考える。
(引用元) 日経平均30,000円への道。達成時期はいつ?
簡単にまとめると、金融緩和の継続が期待できるのが株価上昇に追い風となる。これが、まず理由の一つです。
次に日本市場も米国化していくと期待できるので株価上昇に追い風となる。これが、二つめの理由です。
そして、米国株の上昇に比べて日本株の上昇は圧倒的に低く伸びしろが期待できるので株価上昇に追い風となる。これが、三つめの理由です。
まあ、私としては、このコメントでどうこうということはありません。ただ、米国株最強説を唱えている投資家の拠り所の一つに松本大氏の存在が少なからずもあるように思っているのです。
松本大氏の米国株最強説を拠り所としている投資家は、このようなコメントをどう考えているのか?
そのあたりは、素朴な疑問ではあります。
日本株の場合はバブル崩壊後の体たらくがあり、見放されている感もありますが、私としては平均への回帰として低迷していたと考えています。
まあ、だからどうだというわけではありませんが、投資における「平均への回帰」という考え方は知っておいても悪くはないと思います。
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