昨日の日本経済新聞のスクランブル枠で「株2万円阻む先物売り」という記事があったのですが、そこに気になる内容を見つけました。
9日時点でVIX指数の値は9近辺。この水準は、冷戦終結による「平和の配当」と呼ばれた時代以来のものらしいです。そして、その要因は利回りを何とか確保しようとするインカム目当ての投資家のオプション売りによるものであるということなのです。
具体的には一部の債券投資家までもがリスクの高いオプション売りに参入しているという現実が見られるほどのマネーの流入が相場の値動きを抑えてつけているのでVIX指数が低下しているらしいのです。
このポジションが偏ったことによるVIX指数の低下。とても、実態を反映しているとは思えません。そんな不気味さを感じている中で私はポジション縮小を継続しています。
まず、妻名義の口座ですがNISAで保有している iシェアーズ 新興国債券ETF(Local EM 国債コア)をわずかながらですが損切りの売却。これは、NISAのデメリットを回避したいと考えてのことです。
私はこれまでもブログでも何度も書いているように、基本的にNISAは「勝てば官軍、負ければ賊軍」とも言えるような制度だと思っています。大敗銘柄だけは作りたくないのです。
と言うことで7,418円で27口保有していた現物を7,340円で売却。その売却代金を利用して昨日端株で購入していた9696 ウィザスを100株、現物買いしました。もちろん、特定口座です(笑)
そして、私名義の口座でも約定がありました。3284 フージャースホールディングスが上げていたので現物売り。502円で100株の保有だったのですが764円で売却。5割ちょっとでの利食いです。
その売却代金を利用して6082 ライドオン・エクスプレスの信用買い建て玉100株を現引き。さらに信用買い建てしている3975 AOI TYO Holdingsの100株を返済売り。400株の買い建て玉があるのですが取得単価が835円と高値の玉を835円の同値で返済売り。手数料分660円の損切りとなっています。
あとは、下落ヘッジ関連銘柄の1552 VIX短期先物指数、2035 日経平均VI先物指数をクロス取引で損失確定。こちらも売りオプションの影響を受けていると思われ特性上の問題もあるとはいえども減価が止まりません。
それにしてもいびつなポジションになっているオプション売り。その先にあるものは、果たして・・・。
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