昨日、2685 アダストリアから期末配当金計算書が届いていました。1株あたりの期末配当金は40円。アダストリアは端株優待が実施されていた時期に購入していたのですが、私名義、妻名義、子供名義で15株ずつの権利取得。それぞれが600円の受取配当金で合計1,800円となりました。
中間配当金は1株あたり35円だったので年間配当金額は75円。取得単価は私と妻名義が1,214円、子供名義が1,232円だったので、いずれも6%超の年間配当利回りとなっています。
日本株は株主還元に積極的ではないなどと言われていますが、その積極的ではない状態でも高配当銘柄はいくつもあると思います。還元余力で言えば米国株とは比べ物にならないほどの余力がある銘柄も多いと思われますから日本株も捨てたもんじゃないと思います。
ただ、このアダストリアでは端株優待廃止という苦汁も味わされています。株主優待の改悪は、他のいくつもの銘柄でも味わされていますし、そのあたりから考えても、日本企業の株主軽視を感じることがあるのは確かです。
まあ、株主還元に積極的になれない理由としては、かのバブル崩壊の心理的な負の遺産というかトラウマというか、そのあたりがいまだに影響しているのかもしれません。
ただ、私は株主還元に積極的になれないことによる潤沢な内部留保は必ずしも凶ではなく、吉と出る可能性もあることは否定できないとも考えています。
もし、世界的なパニック相場が起きた場合には潤沢な内部留保を持つ日本企業には大きなチャンスとなる可能性があるのではないかと考えているからです。まあ、これは「たら、れば」の低次元の話ですが(笑)
さて、そんな中で昨日も約定がありました。まず、日本株の8995 誠建設工業。SBI証券の端株(S株)で10株の現地買い発注。端株は成行注文となり約定するかどうかもわからないのですが672円で約定していました。手数料を含めた取得単価は678円となっています。
誠建設工業はフリーキャッシュフローから考えての購入です。本当は単元株で買いたいくらいの銘柄ですが、ポートフォリオの拡大を望んではいないので自粛といったところでしょうか。購入資金には強制決済されたリコーの利益を充てました。
あとは、恒例となっている下落ヘッジ関連銘柄のクロス取引での損失確定と1349 ABF汎アジア債券インデックス・ファンドの新規買い。1349は打診買い。特に高利回りというわけでもなく、米国債の方が一般的には選択されるのかもしれません。まあ、あくまでも打診買いです(笑)
あっ、そしてさらに一般的でない約定もありました。トルコリラ/円を31.389円で1,000通貨の買い増し。トルコリラ/円は合計35,000通貨(@32.543)となりました。
話が大きくそれてしまいましたが、アダストリアを含めた今年の円貨での分配金、配当金の合計金額は60,205円となりました。(株主優待、外貨、FXのスワップポイントは除く。また、国内税額は考慮せず。)
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