2016年4月15日金曜日

今さらながら複利効果を妨げかねない最大の敵に惑う

買値からは3倍超、優待の改悪で権利取得対象からは外れたアダストリアホールディングス。

株主優待を目的に私の口座、妻の口座、子供の口座で端株で10株ずつ購入していました。

株式分割で、それぞれ株数は倍の20株になり、それはそれで良かったのですが、株主優待に関しては来年から端株優待は廃止となってしまいました。(分割後で私が20株@1,214、妻も同じく20株@1,214、子供が20株@1,232で保有)

もともと、優待目当てでの購入でしたし、株価も購入単価より3倍超ということで潮時かなと売却を考えたのですが・・・。

売却すると、当たり前ながら税金が発生してしまいます。

私の口座は別にして、妻の口座は今年すでに損益通算しきれないと思われる額の利益を確定しています。

子供の口座は、資産額が少なく、こちらも売却すると今年だけでは損益通算しきれないと思われます。

売却すると、その時点で資産が減少してしまうのです・・・。

とりあえず悩みながらも、私の口座、妻の口座、子供の口座ともに、それぞれ5株ずつは売却しました。

売却すれば、その代金で買いたい株はあります。ただ、売却すれば、資産が減少してしまい、損益通算しきれない可能性が高いです。

軽減税率が廃止されてしまった現在、税金は複利効果を妨げる最大の敵だと思うのです。

うーん。どうするべきなのでしょうか・・・。

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2 件のコメント:

  1. 先日はコメントのお返事ありがとうございました.
    昭和電工のポジション減らされたんですね.私はまだホールド中です.

    ところで複利効果と税金の話ですが,いろいろ勉強したのですが分らない点があります.利益確定せずに税金による資産減少を防ぐのは,基本的に株価が長期的に上がることを想定しているのでしょうか?レンジ相場ならば複利効果が妨げられるもののやはり税金を払ってでも利益確定したほうがいいのでしょうか?

    私は株の買い下がりが好きで実行しているので,下落相場になると買わずにいられなくなる病などスノーボールさんのブログはかなり面白いです.今後も楽しみにしております.

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    1. k3さん、こんばんは。訪問、コメントありがとうございます!

      昭和電工は114、113、112円での購入分を売却しましたが、残り3,000株に関しては、最低でも150円以上での売却を考えています。

      アダストリアホールディングスの利益確定を躊躇しているのは、必ずしも長期的に株価が上がると考えているからではありません。

      ただ、20.315%の税金を払うということは、今回のアダストリアホールディングスの場合、株価に換算すると500円以上の下落と変わらなくなってしまいます。

      さらに保有していれば、配当も受け取れます。(増配の傾向があります。)

      それを踏まえると売却が最適なのかどうか考えてしまいます。

      ただ、スウィングトレードなど長期保有を前提としていない場合は、また違ってくると思います。

      レンジ相場での上げ下げを取ろうとしている場合でも、その前提を覆してはいけないと思いますし、課税されてでも基本的には売却すべきだと思っています。             
      k3さんも買い下がりがお好きだとのことですが、お好きというだけではなく同じ病を患うお仲間だとお見受けしました(笑)

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