2018年6月25日月曜日

高PBR銘柄は経営不振に陥ると下値の目処が立たない

今日の株取引ですが、クックパッド(2193)をクロス取引で損失確定しました。

妻名義のSBI証券口座で576円で建てていた信用買い建て玉100株を返済売り注文。私名義の松井証券口座では同時に100株の信用買い注文。540円で約定して、妻名義の口座の損失確定。わずかながらも損益通算による節税にも貢献してくれました。

ただ、ちっぽけな節税が出来たくらいで喜んでいる場合ではありません。クックパッドは購入してからというもの、ずっと下げ続けているのですから。

現在のクックパッドの保有状況は、取得単価578円の現物100株。取得単価556円、540円の信用買い建て玉が100株ずつの200株。合計300株となっています。

すべて、取得単価は500円台ではありますが、それはクロス取引での損失確定を繰り返した結果の取得単価です。800円台の後半で仕込みはじめていたので、大きな下落となっています。

現在のクックパッドの株価は528円(6/25終値)ですから、今日のクロス取引後でさえ2%以上の下落。

クックパッドは収益力に期待しての購入だったのですが、経営不振が続いていて、今現在の指標には特に見るべきものはありません。

日経電子版によると、予想PERは16.2倍で、実績PBRは2.47倍、予想ROEは14.90%。自己資本比率が高いので、ROEは比較的高いとも言えるのですが、私の期待していた数値ではありません。

そして、それ以前に経営不振を脱することができるのか?

そこが、何よりの問題です。もし、成長を望めないのなら、PBR、PERのいずれも現在の水準でも正当化されないでしょう。特に2.47倍のPBRは問題だと思います。

どの程度のPBRが妥当なのかはわかりませんが、現在の水準は割安でないことは確かです。株価がここから半分になってもPBRは1倍割れしませんから、下値の目処がまったく立たないと思います。

高PBR銘柄の場合は、経営不振に陥ると、指標面でも見るべきものが何もないという状況に陥ることが多いんですよね。

低PBR銘柄の場合なら、経営不振でも低PBRを維持するという場合が多いです。純資産の場合は、いきなり大きな変動という事にはなりにくいでしょうから。

まあ、いまさらクックパッドを損切りするつもりはありません。どこまでもお付き合いする所存です。

余談ですが、低PBR銘柄である日本郵政(6178)を端株で今日も買い増ししました。私名義のSBI証券口座で4株の発注で1,203円で約定です。

ちなみに、この日本郵政の実績PBRは0.36倍。このクラスの企業規模で0.36倍は、これだけでも買いに値すると考えています。

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