2017年11月8日水曜日

トルコの短期の外貨流動性は既に枯渇しているのか?

先日の日本経済新聞で「トルコ政府系ファンド、融資要請」というトルコに関する気になる記事を見つけていました。

記事の内容は、新株や収益分配証券などを発行してインフラ投資資金を捻出するという構想のトルコ政府系ファンドが、内閣の承認待ちで投資戦略文書も未完成という現状のなかで、本来の目的ではない融資の要請を複数の外国銀行と協議しているというものです。

中国のある銀行には50億ドルの融資を要請したということなのですが、いずれも急を要しているようで、目先の費用の獲得に必死になっている可能性もあるということです。

この記事を見たときには、FXのトルコリラ円は含み益状態だったので、いっそのことすべて決済しようかとも考えました。結局、まったく決済はしなかったのですが、今は少し後悔しています。

今後のFRBの利上げが順調であるとするならば、さらに外貨流動性は低下すると予想されるからです。現在でも外貨流動性が枯渇しているならば、利上げが継続されればどういう状況に陥るのか?

さらなるインフレ率の上昇が頭に浮かびます。そのあたりが懸念されているのか、トルコリラは円に対しても下落しています。私のトルコリラ円投資はFXとしては比較的低いレバレッジではありますが、それでもどの口座でも2倍は超えています。

さらに、ポジションの合計は約定代金ベースで160万円ほどと大きなものとなっていますから、今後のトルコリラ円の動向には細心の注意が必要かもしれません。

私の戦略としては、トルコリラが上昇したならばポジションを少し減らすかもしれません。ただ、さらに下落が続いたとするならば損切りでのポジション減少はしない。そして、極力追加資金も投入せずに耐えるといったところでしょうか。まあ、こんなものは戦略とは呼べるものではありませんが(笑)

まあ、とりあえずは現在のFXポートフォリオのポジションで追加資金を投入せずに5年を耐えることが出来れば、それなりの形にはなると考えています。

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