2017年9月27日水曜日

スイスフランを大きく増やしたいけどスイスフランショックの恐怖が脳裏から離れない

クロス円の影響力を低下させるためにクロス円以外の通貨ペアの保有比率を増やそうと考えているFXなのですが、その中でも米ドルスイスフラン、豪ドルスイスフランに特に注目しています。

米ドルスイスフラン、豪ドルスイスフランともに買いポジションに注目していて、少しずつ増やしているのですが、これはクロス円での買いポジションよりもスワップポイント利回りが有利な状況であることも注目している大きな要因となっています。

さらに、クロス円との値動きの違いも注目している要因の一つで、豪ドルスイスフランの場合は特に一定のレンジの中での値動きが期待できるのでスワップの獲得には良いんじゃないかなと考えています。

ただ、スイスフランの場合は、スイスフランショックの過去が脳裏から離れません。私はポジションを持っていなかったので被弾したわけではありませんが、チャートで見るだけでも恐怖を感じます。

スイスフランショックをご存じない方のために、まずスイスフランショックについてSBIFXトレード スイスレポートの内容を以下に記載しておきます。

-「スイスフランショック:経緯とFX市場に与えた影響・問題点」

■スイスフランショックとはスイスの中央銀行であるスイス国立銀行が2011年9月から維持してきたスイスフランに対するユーロの下限(ユーロスイス相場)を1.2000として無制限介入を行っていくという為替方針を2015年1月15日に突然撤廃、その結果ユーロスイス相場は一時41%の急落となる、主要国通貨においては過去に例を見ないマーケット変動となり金融市場に混乱をもたらした。この3年以上続いたスイス中銀による介入方針の突然の終了によってユーロスイス相場の急落(スイスフラン急騰)を受けたマーケット急変と、それによりもたらされた一連の事態のことを「スイスフランショック」という。-

ユーロスイスが一時41%の急落との記述がありますが、一時というところが恐ろしいところで、ごく短時間で41%の急落だったようです。もちろん、ユーロスイスだけの出来事ではありませんから、多くのスイスフラン投資家に大きな影響があったことだと思います。

米ドルスイスフラン、豪ドルスイスフランを大きく増やしたいと思っても、このスイスフランショックを考えると恐ろしくなるのです。レバレッジをかけなければ良いのかもしれませんが、FXの場合はレバレッジをかけないと収益も期待できませんから、難しい選択を迫られています。

ただ、この問題はスイスフランに限ったことではありません。どの通貨ペアのポジションであろうと、レバレッジの問題は避けられないでしょう。現在の私と妻名義の口座は、すべて2倍以上のレバレッジとなっています。これはFX投資では比較的低い方だと思われるのですが、まさかの事態には耐えられないこともあると思います。

スイスフランのポジションを持ってみて、レバレッジについて改めて考える良い機会となりました。

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(追記) 私名義のSBIFXトレード口座に1万円の入金を実行して豪ドルスイスフランを買い増ししています。0.763466、0.763289、0.763223、0.763208で50通貨ずつ計200通貨の買い増しです。

この買い増しで豪ドルは、円換算すると20万円ほどのポジションとなったので、この先については少し考えてみようと思います。

また、入金した1万円については生活費からの入金ですが、松井証券口座から出金の手はずは整えています。新規の資金は投入しない。これだけは絶対に守ろうと決めています。

あと、FX ではありませんが、私名義の松井証券口座では株式の約定がありました。アイドママーケティングコミュニケーション(9466)の信用買い建玉の返済売りなのですが、建て単価が666円で売却単価は670円。

アイドママーケティングコミュニケーションは、大化けを期待している銘柄なのですが私名義、妻名義を合わせると500株ということで、少し多いかなと。

今年は、もう現時点の利益を守りきれれば、それで良いかなと考えているので、大きなポジションは減らしておこうということでの売却です。

(追記2) その後、私名義のSBIFXトレード口座で、さらに約定がありました。トルコリラ円を31.5476で30通貨の買い増し、南アフリカランド円を8.3439、8.3432、8.3422、8.3413、8.3387、8.3356で100通貨ずつ計600通貨の買い増し、スイスフラン円を15.8787、15.8956、15.9243で20通貨ずつの売り増しです。

SBIFXトレードは1通貨からポジションを建てられるのが、ある意味では曲者で、ついつい追加ポジションを建ててしまいます(笑)

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