2017年4月24日月曜日

コカ・コーラ(KO)も中国の食の多様化の荒波には抗えずシェアは激減状態

先日の日経電子版に中国の圧倒的市場シェアを誇る食品大手企業が苦境に立たされているという内容の記事がありました。

例えば即席麺最大手の康師傅控股が3期連続の減収減益、乳牛大手の蒙牛乳牛などは最終赤字に転落したということです。これは、消費者の食の好みの多様化、サービスの多様化によるものでもあるようなのですが、その記事の中に米コカ・コーラに関する驚きの内容がありました。

コカ・コーラといえども定番離れの波には抗えず、00年代に炭酸飲料市場で4割弱を握っていたシェアも現在は何と1割強にまで激減している状態であるとのことです。いくら多様化が進んだとはいえ何とも悲しい数字です。

圧倒的とも思えるブランド力を持つコカ・コーラですから、今後も中国でのシェアが減少し続けるとは思いません。ただ、コカ・コーラと言えども常に厳しい競争の嵐に晒されているというごく当たり前の現実は覚えておく必要がありそうです。

因みにコカ・コーラもOneTapBUYの取扱銘柄です。OneTapBUYで過去10年間1万円ずつ積み立てたと仮定すると積み立て金額は120万円で評価額は174万円だということです。米国株ならS&P500のインデックスでも10年で2倍程度は十分に期待できますから、少し物足りないパフォーマンスではないかと思います。

OneTapBUYの前提条件は積み立て期間は2007年4月~2017年3月で積み立て方法は毎月末の終値で1万円ずつ。コストは買付時に株価の0.5%と為替レートに0.35円をそれぞれ上乗せしたもの、評価時には株価の0.5%と為替レートに0.35%を差し引いたものが使用されています。

30銘柄積立投資シミュレーション参照

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