かつては「産業界の米」とも呼ばれていた日本の半導体ですが、最近は凋落の一途をたどっているようです。
最近では中国も政府が半導体を基幹産業にしようと本腰をあげているようですから、日本企業にとってはますます暗雲が立ち込めているのかもしれません。ただ、パワー半導体ならば省エネ化を得意分野とする日本企業にこそチャンスがあるようにも思います。
ということで、パワー半導体の生産企業でもある6882 三社電機製作所に目をつけて491円で100株を信用新規買いしました。
PERでみると三社電機製作所の予想PERは35.5倍ということなので、かなりの割高水準ではあります。ただ、PBR実績は0.40倍とかなりの割安水準です。そして、私が何よりも気に入っているのは、自己資本比率の推移です。
・決算期2012/3期の自己資本比率は53.61%
・決算期2013/3期の自己資本比率は59.53%
・決算期2014/3期の自己資本比率は60.71%
・決算期2015/3期の自己資本比率は66.64%
・決算期2016/3期の自己資本比率は70.39%
指標は日経電子版で確認したものなのですが、私が保有している会社四季報2009年4集記載の自己資本比率は47.8%なので見事な上昇です。さらには利益剰余金は大きく増加、有利子負債は大きく減少しています。
10年来安値は221円(2009/11/19)ということなので底値ではありませんが、パワー半導体への期待、財務の改善を考えての打診買いです。柱の電源機器も三社電機イースタンの小型商品が加わることでの相乗効果に大いに期待しています。
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