今回の金融緩和は小幅緩和と言われているようですが、ETFの毎年6兆円の買い入れは本当に小幅緩和なのでしょうか?
今日の日本経済新聞を読んで驚いたのですが、アベノミクスが本格的に始動した2012年12月以降の外国人の通算の買い越し額。
12兆円強だとのことです。
年6兆円を買い入れるということは、この外国人通算買い越し額の半分ほどの規模にあたります。
その規模の買い入れを金融政策が変わる出口までは毎年継続し、売却することもないということですから、決して小幅緩和とは言えないとも思います。
2%の物価目標達成を考えるとどうなのかはわかりませんが、株式市場のみで考えるなら小幅緩和だと思うのは感覚が麻痺しているのではないかとさえ思います。
このETFの買い増しをうけて、ポートフォリオの組み入れ銘柄の一部を恩恵を受けそうな銘柄に入れ替えようかとも考えています。
ただ、どういった銘柄が一番恩恵を受けるのでしょう?
例えば日経平均採用銘柄で考えるなら、単純に日経平均寄与度が高ければ高いほどいいのでしょうか?
それとも時価総額が小さい銘柄の方がインパクトが強いのでしょうか?
それ以前に日経平均採用銘柄が良いのか、NT倍率から考えてTOPIXの組み入れ比率上位銘柄が良いのか?
その他にも色々な疑問が・・・。
うーん。悩ましいですね・・・。
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(7/31) ETF買い入れ倍増恩恵享受銘柄を考えてみました。
その結果、6971 京セラを第一候補に決定しました。
理由は日経平均組み入れ比率が高い銘柄の中では株価の上昇率が低く、PBRに割安感があるからです。
現在の株価は4,891円。日経電子版によるとPBR実績が0.79倍でPER予想は21.1倍。配当利回り予想が2.04%。
ただ、最低購入金額が高いのと、追加資金が投入出来ないので、端株で少しずつの購入になると思います。
端株で買うにしても、何らかの銘柄を売却する必要がありますが・・・。
京セラの他には、端株保有中の7751 キャノンを考えています。
さらには、ETF買い入れの恩恵を受けるのかはわかりませんが、5411 JFEホールディングス、8316 三井住友フィナンシャルグループも出来れば買い増ししたいと思います。(こちらも端株で保有中。)
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