現在の証券口座資産合計は、昨年末より2.82%減の8,265,499円。
いくつかの銘柄の一部売却により信用新規建て余力も137%にまで回復し、取り敢えずは一息つけました。
ただ、近い将来の大きな出金予定があることでポートフォリオの再構築が必要な状態となっています。
インデックス投資の部分としては米国を除いた先進国株のUBS ETFを主に買い進めて来ましたが、購入した銘柄のいずれも特に割安と言える水準ではありません。米国と比べて相対的に割安だと考えて購入してきました。
インデックス投資は基本的に20年、30年と長期投資することによって、その効果を発揮出来る投資手法だと考えていますし、その前提で購入してきたので、出金予定でその根底が覆されてしまいました。
出金予定金額もはっきりわからない状況なので、ポートフォリオの再構築をするにしても拠り所がないわけで、とても難しいわけですが、割安株、高配当株を重視していこうかと基本的には考えています。
割安株の前提として最も重視するのは、まずPBR。そして、PSR、PERの順でしょうか。
さらに、右肩下がりのチャートであうことも基本的には重視したいと思います。
高配当株は、減配のリスクが比較的少ないと思われる銘柄で配当利回りが4%以上あれば理想的です。
減配のリスクは株式益回りと配当利回りの比率から考えたいと思います。(リスクプレミアムとしての考え方ですが配当性向と同じことです。株式益回りが配当利回りをどれだけ上回っているかが重要です。)
例えば昨日、株価1,150円で100株信用買いした3184 ICDAホールディングス。
今日の終値は1,181円。日経電子版によると予想株式益回りは17.01%で予想配当利回りは4.23%。
株式益回りが配当利回りを大きく上回っているので、現時点では減配のリスクは少ないと思われます。
また、株式益回りが高いということは、その逆数であるPERも低いということにもなります。
ちなみにICDAホールディングスの現在のPER予想は、予想株式益回りから考えると5.8%となります。
ICDAホールディングスはPBR実績も0.60倍(日経電子版)、PSRも0.10倍(みんかぶ)と割安に放置されています。(ただし、流動比率など財務はあまりよくありません。)
PSRはあまり重視されていないようにも思いますが、私はかなり重視しています。何故かと言えば、売り上げに関しては、操作がやりにくいからです。
利益に関しては自社株買いなどによって操作は可能です。株主還元バブルが続いていた米国株などを見れば一目瞭然ですね。
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少し回復しましたね?私は最近の上昇でポジションの多くを薄利で決済しました.昭和電工はおっしゃるように低位株でなくなったこともあり,ヤレヤレ売りしました.
返信削除スノーボールさんの資産800万円というのは初期投資200万円を引くとすべて利益なのでしょうか?私の方が少し資金的に余裕はありますが,ほとんど給与で得たものなので損したときの精神的ダメージが大きくあまり冒険できないのかもしれません.
削除k3さん、こんばんは。コメントありがとうございます!
私は昭和電工は200株は決済しましたが、端株を含めて704株をまだ保有しています。
口座資産に関しては、2012年以降追加資金を投入したこともあります。そして、株投資は2012年以前からも行っていて、2012年の230万円はFXに手を出して撃沈された状態の口座資産です。
きちんと把握していないのですが、投入資金合計は818万円あたりだと思います。
なので、投資生活全体で見ると、現在の状態はとんとんに戻ったに過ぎません。口座資産すべてが元金と変わらない状態です(笑)
一時期は億の世界に手が届くようにも思われたのですが、自分を見失い一気に230万円まで激減してしまいました・・・。