豪州株のADR銘柄であるウエストパック銀行から配当金計算書が電子交付されていました。
1株あたりの配当金は0.692686USD。私名義のSBI証券口座で18株の権利取得で現地課税前の配当金額は12.47USD。
ウエストパック銀行の配当は、Franked Dividendではありますが、俗に言う現地課税はありません。ただ、外国手数料として0.09USDがかかっているので、現地での配当金額は12.38USD。国内課税後の配当金額は9.88USDです。
そして、ウエストパック銀行は妻名義のSBI証券口座でも20株の権利取得で、現地課税前の配当金額は13.85USD。現地課税は私名義と同じことになりますが、外国手数料は0.10USDで、現地での配当金額は13.75USD。国内課税後の配当金額は10.98USDとなっています。
ウエストパック銀行は、上記しているように、俗に言う現地課税はありませんが、豪州国内での二重を回避する目的であるFranked Dividendの銘柄です。
豪州の投資家なら個人の税率によって、Franked Creditという税額控除によって、その差額の払い戻しを受けられる銘柄のようなのです。
そして、そのFranked DividendのFranked Creditの恩恵は日本の投資家には受けられない可能性があります。俗に言う現地課税はありませんが、豪州の投資家と比べると実質配当利回りが低下している可能性が高いということには留意が必要でしょう。
Franked Dividendとは?
Franked Creditとは?
ウエストパック銀行の実績配当は1.37USDで、予想配当は1.44USD。現在の株価は21.98USDですから、実績配当利回りが6.23%、予想配当利回りが6.55%。
私名義の取得単価は22.62USD、妻名義の取得単価は22.28USDなので6%以上の配当利回りを期待しています。
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