2017年のナ・リーグのMVPであり59本塁打、132打点と二冠王を獲得したマーリンズのジャンカルロ・スタントン。
そして、まだ28歳と全盛期に突入したばかりとさえ思えるスタントン。そのスタントンがマーリンズを放出されたとのニュースは衝撃でした。
それでは、なぜスタントンはマーリンズを放出されたのでしょうか?
私ごときが、その真実を知る由もありませんが、超高額の年棒がその一つであることは間違いないようです。
と言うのも、その後、スタントンはヤンキースに移籍が決まりましたが、その内容から考えても、実力の評価自体には何ら変化はないと思われるからです。
ここから考えられることは、スタントンの超高額の年棒、さらに契約内容は、すべての球団がおいそれと許容できるようなレベルではないということです。いくら、スーパースターであろうとも、許容出来ないものは出来ないのです。
ヤンキースの場合は、メジャーでも有数の金満球団、さらに人気球団でもありますから、許容範囲だったのでしょう。そして、大谷を獲得できなかったこともスタントンの獲得を後押ししたのかもしれません。
一方のマーリンズにとっては、費用対効果を考えても、許容できないものだったのでしょう。
実は、このような考え方は株式投資にも大いに役立つと思います。いくら、最強銘柄であろうと、株価がその価値を超えて上昇しているなら、魅力的な投資対象であるかどうかには疑問符がつくと思われるからです。
チャーリー・マンガーは投資対象の選別に競馬のオッズを引き合いに出していたことがあります。最強馬にかけるとしても、そのオッズが非常に重要になるというものです。
「最強=最大のリターン」とは、必ずしも限らないということで、至極もっともな話しだと思われますが、そのあたりを把握されていない投資家が多いと言うのも、これまた現実でもあるようです。
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