2017年7月30日日曜日

マネックス証券の中国株の手数料も大幅に引き下げられることだし06865 フラットガラス(福莱特玻璃)を買おうと思う

ここのところ外国株と言えば米国株の購入となっていますが、久しぶりに中国株を買おうと思っています。

その中国株の銘柄は06865 フラットガラス(福莱特玻璃)。フラットガラスは、実は中国株デビューにも考えていた銘柄です。スクリーニングで色々さがしてみたら、フラットガラスが見つかりました。相変わらず魅力的で一気に買い意欲が高まりました。

フラットガラスの事業概要は、マネックス証券サイト内のトムソン・ロイター提供情報によると、「フラット・ガラス・グループ(福莱特玻璃集団股分有限公司)(旧名:福莱特光伏玻璃集団股分有限公司)は、主に太陽光(PV)ガラスの製造・販売に従事する。同社のPVガラス製品は主にウルトラクリアパターニングPVガラスで、主に結晶シリコン太陽電池の製造及び薄膜太陽電池用カバーに応用する。PVガラスの他、同社はまた家庭用ガラス・建築ガラス・ガラス製品及び鉱業製品を製造する。同社は主に国内及び海外のPVモジュール製造業者に製品を販売する。」となっています。

現在の株価は、1.42HKD。株価指標としては、PSRが0.76倍で実績PERが3.72倍(予想PER4.15倍)、PBRは0.76倍となっています。

そして、ROEは21.92%。自己資本比率は66.22%でPBRも0.76倍ということから考えると、かなりの高収益だと思います。

1株あたりの配当金は実績が0.11HKDで予想が0.09HKD。0.09HKDで考えても配当利回りは6.34%。1株あたりのEPSは実績が0.39HKDで予想が0.35HKDということで配当性向もまったく問題ありません。

そして、財務の推移が右肩上がりなのが良いですね。例えば2012/12から2016/12までのROAの推移は1.64→5.15→9.57→9.25→13.57(単位:%)。利益剰余金の推移は1,047.25→1,250.87→1,316.76→1,500.55→1,877.99 (単位:百万CNY)です。

フラットガラスを買いそびれた理由としては、楽天証券、SBI証券での取扱いがなく、私が開設している口座の中ではマネックス証券で買うしかなかったからです。マネックス証券は中国株の手数料は割高だったので回避していたのです。

ただ、マネックス証券の中国株の手数料が引き下げになったので、購入意欲がさらに高まっているのです。マネックス証券サイトによると、「マネックス証券は、中国株取引手数料を下記のとおり改定いたしますので、お知らせいたします。改定後の中国株手数料は約定金額の0.25%となり、最低手数料を45香港ドルに引き下げるとともに上限手数料を450香港ドルに設定いたしました。さらに、現在お客様負担となっている現地諸経費につきましても、全てマネックス証券が負担いたします。」ということです。(手数料は税抜の表記)

新しい手数料体系は7月31日(月)約定分より適用だということなので、タイミングもバッチリです!!

詳細は、中国株取引手数料の引き下げについてでご確認ください。

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(7/31) フラットガラスは、株価が急落していたのですが、どうやら中間決算の発表内容が良くなかったようです。

よくわかりませんが、たぶん製品の単価下落に加えて原材料の上昇のダブルパンチということで、大幅な下方修正の発表だと思われます。政府補助金に関することもも何らかの要因なのかもしれませんが、中国語がわからないのでよくわかりません。

「福莱特玻璃(06865)预告中期纯利跌30%-40%

2017-07-28 04:32:00
阿思达克财经

福莱特玻璃(06865)
+0.010 (+0.667%) 发盈警,预计6月止六个月纯利将较2016年同期约3.31亿人民币减少30%-40%,主要由於光伏玻璃平均售价下降及若干主要原材料价格大幅上涨,令销售成本增加;及不再如上年同期受惠部份政府授予的补贴减少前光伏部件下游产品需求尤为强劲及若干主要原材料价格大幅下跌。(de/d)(报价延迟最少十五分钟。)」

(参考記事)福莱特玻璃(06865.HK)预告中期纯利跌30%-40%

(7/31) 今日の午後になってからフラットガラス(福莱特玻璃)を1.40HKDで1,000株の発注。無事に約定していました。手数料を含めた約定代金は1,448.60HKDなのですが、円貨からの約定だったので振替為替レートはまだわかりません。

最初は2,000株買うつもりでしたが、下方修正のニュースがあったので1,000株で打診買いです。

(8/2) フラットガラス(福莱特玻璃)を思いきって追加購入しました。1.31HKDで1,000株の買い増しで手数料を含めた約定代金は1,358.60HKD。

7/31に購入したばかりですから、手数料が勿体ないのですが、それを考慮しても平均取得単価も低く抑えることが出来るということで買い増しです。

先日の約定は1.40HKDで1,000株の約定。手数料48.6HKDを含めた約定代金は1,448.60HKD。このときに2,000株まとめて購入していると仮定すると、1.40HKD×2,000株+48.60HKDということで手数料を含めた約定代金は2,848.60HKD。平均取得単価は1.4243HKD。

実際の約定は、先日の1,448.60HKDと今日の約定1,358.60HKDなので、約定代金合計が2,807.20HKD。平均取得単価は1.4036HKDですから、手数料を2回分払っても引き下げられているのです。

フラットガラス (福莱特玻璃) に関しては、とりあえずは、この2,000株で様子を見ようと思います。

4 件のコメント:

  1. ぼくは米国以外は個別株はやらずETFだけなのですが、この企業は素晴らしいバリュー株ですね。
    文句のつけようがない数字です。
    中国自体が安いので、その中でお買い得な企業というとここまでお買い得なものが見つかるのですね。

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    1. 靴磨きおじさんさん、おはようございます。コメントありがとうございます。

      記事を書いた後に気づいたのですが、フラットガラスは業績の下方修正が発表されたようです。大幅な下方修正のようなのですが、今のところ購入予定に変化はありません。

      ただ、マネックス証券に確認したいことがありカスタマーに電話しているのですが、繋がらない・・・。また、システムトラブルも出ていたようなので、その対応に追われているのかもしれませんが、本当に改善をお願いしたいですね。

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  2. スノーボールさん

    おはようございます。
    マネックスのトラブルは困ったものですね。

    もし下方修正が2年3年以内でリカバリできるものなら全く問題ありませんね。
    半額どころか適性価格の1/3で売っているように見えます。
    スノーボールさんが損する確率よりも大きく得をする確率のほうが極めて高い銘柄選択ではないでしょうか。
    さすがの発掘能力です。

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    1. 靴磨きおじさんさん、コメントありがとうございます。

      靴磨きおじさんさんのおっしゃるように、一時的な業績悪化ならかなりのお買い得品だと思います。

      ただ、フラットガラスは太陽電池用ガラスの世界最大手らしいのですが、半導体などと同じく差別化が難しい製品だと思いますので、そこには懸念を抱いています。

      さらにシェアを伸ばしてスケールメリットを活かせるのか?それとも、仁義なき戦いで疲弊してしまうのか?

      結局、1,000株の打診買いにとどめてしまいました(笑)

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