2018年1月20日土曜日

バンガード米国短期インフレ連動債ETF(VTIP)を買い増しとインデックス積立て投資の誤解

昨日、振替していた米ドルを利用してバンガード®・米国短期インフレ連動債ETF(VTIP)を買い増ししました。

48.75USDで9口の買い増しで、バンガード・米国短期インフレ連動債ETFの合計は20口(@49.31)となっています。

買い増しの動機としては、物価上昇鈍化の理由が謎だと言われているほどの現状に、私も違和感を感じているので、今のうちからインフレ進行に備えておこうということです。

インフレ連動債は、iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF(TIP)もありますが、ジョン・C・ボーグルに傾倒している私としては、やはりバンガードしかないでしょうということでバンガードを選択しています(笑)

ただ、どちらの銘柄を選択したとしても、過度なインフレ進行が本当に起きるかどうかは、私にはわかりません。

起きなければ起きないで、それはそれでいいとも考えています。金利の上昇リスク、下落リスク、インフレ進行リスク、鈍化リスクと考えればキリがありません。

それでも、そんな中でインフレ進行リスクに確実に対応できる銘柄は保有していなかったので、インフレ連動債を購入しているに過ぎません。

私は自称、「逆張りの中の逆張り投資家」ですから、不人気で注文を浴びていないうちに仕込んでおくという手法が基本となっています。

そして、モメンタム投資をすることもありませんから、リターンも突出したものにはなりません。

きちんと投資記録を取り始めたのが2012年なのですが、2012年初頭の口座資産は230万円弱で現在の口座資産は1,200万円弱。

これだけを見ると、それなりの増加にも見えますが、この数字には新規の追加入金が含まれていません。現在は新規の資金は投入しないと決めているものの、2012年以降に310万円の追加入金を実行しているのです。

ということで、2012年以降の投資元本の合計は540万円弱となり、現在の口座資産が1,200万円弱ですから、2倍強の口座資産の増加に過ぎないのです。

これは、インデックス投資にも負けている数字かもしれません。ただ、注意が必要なのは積立て投資ではなく、2012年初頭に全口座資産を特定のインデックスに一括投資をしていればという前提にはなります。

積立てにしていると、上げ相場でのリターンは、その恩恵を受けにくいのです。当たり前のことなのですが、実は把握されていない方も意外に多いようにも思います。

100円で売られているのものが200円になるならば、100円の時点で買っておくのが一番良いリターンになるというのは、考えるまでもなく、ごく当たり前のことだと思うんですけどね・・・。

積立ての場合は100円で買い始めて、200円まで買い続けることになりますから、どうしても上げ相場ではリターンは毀損されるのです。

ただ、私は積立て投資を否定しているのではありませんよ、自分の行っている投資の特性を把握しておくことが大事だと考えているに過ぎませんので、誤解されませんように。

話しがすっかりそれてしまいましたが、バンガード®・米国短期インフレ連動債ETF(VTIP)については、もう少し買い増ししたいとも考えています。

ただ、Direxionデイリー20年超米国債ベア3倍ETF(TMV)の買い増しも考えていますし、それ以前に購入資金の捻出が必要にはなるのですが(笑)

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