2017年4月15日土曜日

口座資産が短期間で100万円弱減少しても何も感じない病

ここのところ減少を続けている口座資産ですが、現時点で980万円ほどと今年の最高残高からは100万円弱の減少となっています。

何が恐ろしいって、短期間で100万円弱も減少しているのに特に何も感じない私の心が恐ろしいです。ただ、これは投資特有の金銭感覚で、それ以外の日常生活ではあり得ない感覚です。

例えばお金を知らないうちに落としたとしたら、それが1万円だとしてもしばらくは引きずるほどのダメージを受けると思います。それどころか、道路の側溝に500円が落ちたとしても取れなければけっこうブルーになると思います・・・。

しかし、投資の場合はなぜこれほどの減少にも関わらず何も感じないのでしょう?

これは、あくまでも含み損ということなので、必ず取り戻せるという過信とも思える自信があるからだと思います。病的だとも思うのですが、100万円弱の減少といっても10%にも満たない減少なので、この程度でうろたえるとすれば、それはそれで問題でしょうから難しいところです。

私は以前、信じられないほどの勢いで資産を激増させたことがあります。その時には増えた資産の大きさに自分の器が追いつかず自滅したという悲しい過去があるのです。

これは、投資初心者の方なら一度考えておく方がいいと思います。株式中心のアセットアロケーションなら10%どころか30%程度の資産減少も十分に考えられます。資産が10万円のときなら30%の減少でも問題なく耐えられるか方がほとんどだと思いますが、資産が5,000万円だとしたら30%の減少は耐えられない方も多いと思いますから。それも、一気に激増した資産の場合は平常心を保つのは不可能に近いでしょう。

まあ、そんなわけで「 口座資産が短期間で100万円弱減少しても何も感じない病」は、投資を続けていく上ではある意味必要な病でもあるかもしれないと思うのです。

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