2016年1月27日水曜日

1392 UBS ETF英国株の衝撃の分配金0の理由が判明しました

先日の記事で取り上げた1392 UBS ETF英国株(MSCI 英国)の分配金がゼロである理由について、UBS証券より回答をいただきました。

現地に確認していただいたところ、以下の要因だったとのことです。 (メールでの回答内容の原文の一部を抜粋したものを記載しています。)

同ファンドの配当原資は、信託財産である 欧州市場上場の「UBS ETF MSCI 英国UCITS ETF」の財務内容に影響されます。

今回の分配金支払いのためのファンドの収益計算期間は、およそ2015年7月~12月の間 になりますが、この期間の後半にまとまった 金額の解約があり、同ファンドは分配金の原資を確保できなかったことが主な要因のようです。

当ファンドの財務内容は、準備が整い次第、弊社UBS ETF日本語ウェブサイト( www.ubs.com/etf-japan )にて開示されます ので、ご参照いただけますと幸いに存じます。

以上が回答内容になりますが、解約による分配金への影響は、他のETFでも見たことがあります。日本株の特定のセクターをベンチマークとしているETFなのですが、組み入れ銘柄を考えるとあり得ない高分配金が支払われていたことがありました。

その時の理由が大口の解約によるものだと聞きました。解約の時期により、異常な高分配金になったり、今回の0ように激減したりと、時にはベンチマークの実態を反映しない場合があるようですね。

今回の分配金0は、とても残念でしたが、個人的にはUBS ETFの東証上場シリーズはとても気に入っていて、高く評価しています。

それに加えてUBS証券自体も前回の電話での問い合わせに続き、今回のメールと質問出来る体制そのものが有り難く、好感度もとても高いです。今後もUBS ETFと末長くお付き合いしていく予定に変わりはありません。

今回、お忙しい中、色々と調べて下さったUBS証券のA.S様には、ただただ感謝申し上げます!

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